「教会史に学ぶ」で、『天路歴程』を取り上げました。
この本は、聖書の次に、世界中で読まれてきた本との
こと。私が初めて手にしたのは、26年前のバンコク
日本人キリスト者集会の婦人会です。ある先生に代わ
って教えることになり、そのテキストがこれだったのです。
本を開いて少し読んで、「どうしてこんな本を??」
寓話のようなので、イラスト挿し絵もヨーロッパのもの
馴染めない。こんなのしたくないな、と思いました。
しかし、少しずつ内容を考えながら(聖書箇所も
上にあったので、聖書を開きながら)読みました。
すると、大変興味がわいて来て、教えられ、励まされ
ました。ですから、一昨日のクラスでも、少しでも
知ってほしいと本の一部をコピーして、読み解説をし
ました。それだけでなく、かつて教える時に作ったもの
も渡しました。
十字架の所を取り上げました。荷物ー罪を背負っ
た人が、丘の上の十字架を見上げると、背中の荷持
が落ちる。その時彼は「喜んで心も軽く、楽しげに言
った。主はその悲しみによって私に休息を与え、その
死によって生命を与えられた。」。そうです。主イエス
の十字架は、私たちの罪を取り除くためです。
私も知りました。何と心が軽くなり自由になるかを。
天国へ目ざして歩む旅路
「滅亡の町」から出て、「落胆の沼」に落ち、助け上げられ、「門」(わたしは門
ですーキリスト)を入る、・・・丘の上の十字架が、見上げると荷(罪)が肩から
落ちる、・・・・・「難儀が丘」「屈辱の谷」「死の陰の谷」を通る・・・・・
様々な人が登場する 旅路ー通過する所 聖書のことば(神の約束)
この本を時間をかけて読むといい。また、どこかでいっしょに読みたい
と思いました。